今回ご紹介する「大和市屋内こども広場」は市民の居場所でもある大和市文化創造拠点シリウス内の3Fにあります。
2016年にオープンしたシリウスは、図書館を中心とし芸術文化ホールや生涯学習センターなどで構成された大型複合施設です。

開放感のある吹き抜けの館内に足を踏み入れると、多くの方がイスやテーブルで思い思いの時間を過ごしています。1Fにはカフェも併設されています。
大和市文化創造拠点シリウスは、今では周辺エリアのシンボルといえる市民の憩いの場となっています。
建物の中には、「大和こどもの国」があります。
さっそく館内へと進み、その様子をご紹介していきましょう。
発育に欠かせないすべて

3Fに上がると、“屋内こども広場”に隣接して、乳幼児から児童向けの絵本や本が並ぶこども図書館が広がっています。
背の低い子どもでも使いやすい検索システムや丸みのある本棚など、館内の随所に安心して過ごせる工夫が施されており、細やかな配慮を感じます。

こどもシアターブースは、受付にて図書館の利用者カードを提示すれば館内にあるDVDを鑑賞できます。
げんきっこ広場!満3歳~小学2年生まで

さて、「大和市屋内こども広場」に到着です。
3歳から小学2年生までのお子さんと保護者を対象とした「げんきっこ広場」。利用がはじめての方は、屋内こども広場受付カウンターにて利用者登録を済ませます。
また、登録には全員分の本人確認書類が必要とのことです。
こちらの申請書は、大和市文化創造拠点のホームページからもダウンロードが可能なので、あらかじめ準備しておくとスムーズです。

利用者は、チケットを購入し入場するスタイル。
- 市内在住の利用者は1クール(105分)
大人300円(1日券)、こども200円
- 市外利用者の利用者は1クール(105分)
大人400円(1日券)、こども300円
このように良心的な価格は、自由に思いきり遊ばせてあげたい保護者の気持ちに寄り添っています。
色とりどりの遊び道具は、見ているだけで楽しみがあふれており、ハツラツとしたお子さんたちの笑顔と笑い声が聞こえてくるようです。

カラダを動かしてダイナミックに遊ぶアクティブゾーンでは、以下の遊びが体験できます。
- ボールプール
- クライミング
- エアトラック
- サイバーホイール
次に、子どもの社会性や協調性を育てることが目的のディスカバリーゾーンです。こちらでは、おままごとやジオラマなどの追体験ができます。
施設内にある遊び道具は、デンマークをはじめとするヨーロッパ製もあるとのことです。
普段と違った遊び道具に触れることは、とても良い刺激になります。
1クールごとにスタッフが丁寧に、遊び道具の衛生や安全を確認してくれるので、ディスカバリーゾーンで遊ぶのが初めてのお子さんでも安心です。
こちらの施設のプロデュースは、“ボーネルンド社”です。
今ではご存じの方も多いボーネルンドは、子どもにとっての“遊びが成長へと繋がる”という理念に基づいて、遊び道具の制作を手掛けています。
ちびっこ広場!2歳までの乳幼児と保護者

こちらの“ちびっこ広場”は、乳幼児と保護者が無料で自由に遊べるエリアになっています。
保護者の方がそばで見守るなか、視覚、聴覚、触覚を刺激するやさしい遊び道具で楽しく遊ぶことができます。
また時折、遊び道具の入れ替えをするなど、利用者さんに向けて飽きない工夫をしているとのことでした。
だんだんと発育していく子どもたちの大切な時間。
遊び道具で思いきり遊ぶことを通して、年齢に応じた学びや創造性を育む力を楽しみながら身につけていることを感じました。

ちびっこ広場入り口にズラッと並んだベビーカー。
子育て中の方にとって、気軽に立ち寄れる場所があるというのは本当にありがたいものです。
その他にも、1歳から未就学児のお子さんの一時預かり保育(要予約)もあり、成長を育む大切な場所として地域に寄り添い続けています。
「大和市屋内こども広場」でお子さんと心温まる時間を過ごしてみてください。
大和市屋内こども広場
住所:神奈川県大和市大和南1-8-1
アクセス:相鉄本線・小田急江ノ島線「大和駅」徒歩約3分
TEL:046-259-7592(大和市こども広場)
受付時間:9:00~19:00
休館日:12月31日・1月1日
Instagram:@yamatoshi.kodomohiroba