年2回開催!行列もたのしめる朝市!桜ヶ丘「朝市」

桜ヶ丘東口にある銀座通りは、かつて100店舗ものお店が軒を連ねていた駅前の商店街。

現在は、閉店や住宅などに姿を変えちょっぴり淋しくなったようです。
かつての商店街の様子や朝市の運営に携わっている、大和市商工会議所桜ヶ丘支部の小川さんにお話を伺いながら巡ってみました。

人気の朝市は、現在5年目に突入し、年に2度いずれも初夏や初冬に開催しています。
その充実した内容は、近隣の飲食店や人気のフードトラックが集結し、20店舗が軒を連ねます。
大きな魅力の一つは、常連のお店が並ぶ一方で、毎回異なるお店が登場することです。そのため、飽きのこないたのしみにあふれた朝市になっています。

今では多くの方に知られ、毎回およそ3000人が訪れる、桜ヶ丘きってのイベントになりました。
さて今回は、どのようなお店や商品に出会えるのかワクワクします♪

制覇してみたくなるメニュー

朝市の開催時間の少し前から、もうすでに多くの人が、商店街入り口付近からひしめき合っているのが確認できます。
そう広くない道幅を考慮して、訪れた方々が安全にたのしめるよう、商工会議所のスタッフの方々が誘導していることも印象的でした。
開催直前に「行列をつくるお店もチラホラ」との情報は、商店街に立ち入る前に立証されました!

商店街の老舗や神奈川の名産品名店20選

入口付近の左手にある老舗和菓子屋“マルヤ”。
屋根瓦や格子戸から日本風情を感じ、店先から“寅さんが出てくるのではないか”とおもしろい想像してしまいました(笑)。

さてこちらもすでに行列です。
みなさん買い求めていたのは、タレやあんこが掛かった串団子やのし餅でした。
店前のテーブルに並べられた商品の様子からは、早々に売り切れが予想されます。

1個300円で販売されているお赤飯と山菜おこわをゲットです!
見た目からももち米のモチモチ感が伝わってきます。
お赤飯は上品な小豆の甘みがし、山菜は出汁としょう油や砂糖でシミシミに煮てあり驚くほどおいしかったです。

お目当ては午前中

中央付近の行列は、三崎のまぐろ問屋です。
三崎港で揚がった新鮮なまぐろは、鉄火丼用の赤身や中トロの柵が1,000円と驚き価格で手に入れることができます。

こちらも朝市オープンの午前中がねらい目かと思います。朝市特別価格での提供なので、普段よりもお得に、贅沢が叶いますよ~!!

こちらもテント横には、9時45分頃には50名ほどの行列ができていました。
100年以上の歴史を誇る名店、湘南平塚“高甚商店”の新鮮なひものが並び、種類がとても豊富です。
こちらの干物屋さんでは、手作業にこだわる職人さんが1枚1枚丁寧に仕上げた贅沢な干物を味わうことができます。

普段ならスーパーで買ってしまう干物もこうしたイベントで買えるとあり、たくさん人たちが並ぶ理由が分かりますよね。

地元で採れる新鮮野菜

さていろいろなお店をご紹介してきましたが、断トツの並び具合は野菜コーナーでした。
ここ最近でもニュースになるほど、今年の野菜の価格は高騰気味。

これからの季節に最もおいしい葉物や大根など20種類が並んでいます。

みなさん、大きめなエコバックを持参して並んでいる姿が印象的です。
実は、私も並びたかったほどです!
どの野菜もひと目で分かる鮮度の高さとうれしい価格。みずみずしいツヤと泥の香りもしそうなほど採れたて感が際立っていました。

きっと朝市に何度も訪れているであろう方までも「絶対に買って帰りたい一品!」との意気込みすら感じる行列でした。

その他も人気のフードトラックのラインナップも充実しています。
お馴染みのたい焼きや鶏の唐揚げ、オムそばなどがありました。こちらの混み具合は、ランチを堪能しにきた方々で徐々に増えてきたように見えました。

年2回とも気候の良い時期に開催されるため、朝市自体がたのしいご家族レジャーになることでしょう。
来年の開催日を心待ちにしてくださいね!

小田急桜ヶ丘駅前 「朝市」
住所:神奈川県大和市福田
アクセス:小田急江ノ島線「桜ヶ丘」東口徒歩約0分
営業時間:9:30~14:00
定休日:年2回不定期
ホームページ:https://www.yamato-sakuragaoka.com/

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。