毎年7月が終わるころ、私と友人は下鶴間付近を通るたびにそわそわし始めます。それはなぜかといいますと…
「ぶどう狩り」の日程が「下鶴間ぶどう園」の前に貼りだされるタイミングを、今か今かと待ちわびているからなのです!
今年の日程告知が貼りだされました!友人と予定を合わせて、いざ参ります。
暑さに負けず大人気
最寄りの鶴間駅からも近くアクセスしやすい場所です。
普段は入口も閉じられているので、あまり気にされずに通り過ぎている方も多いかもしれません。
バーベキューもできるみたいなのですが未体験です。園の中は広いので気持ちよく利用できそうですね。
オープンの10時より少し前に到着しましたが、この日も立っているだけで汗だくになるような猛暑日にもかかわらず、ぶどう狩り開始待ちの列が徐々に長くなっていきました。
開園時間前に到着したグループは、写真右手の黄色いBOX上の台帳に氏名を記入して順番を待ちました。
時間が来ると、氏名を呼ばれて順番に対応していただきました。
事前予約は不要で、入園料も無料です。食べ放題はありませんので、おいしそうでも食べちゃダメですよ。
開園してからも、人々が次々と訪れていました。思っていた以上に人気です。
家族連れの方も多かったので、夏休みの楽しい1日として思い出に残ることでしょう。
こちらのぶどうは見本で、右が種なし1500円前後、左が種あり600円前後で、重さでお値段が変わるとのことです。
ぶどうが連なる広い園内
カゴとハサミは借りられます。手ぶらで来ても大丈夫ですね。
園内は広々としています。地図を確認したところ、入口の端から向こうの端まで100メートル以上ありました。
ぶどうのツルは低めの高さで整えられていて、約160cmの私の身長だと頭がぶつかるくらいでした。少し前かがみで進む感じです。
「種あり」ぶどうと「種なし」ぶどう
奥へ進んでいくと、ぶどう園の方が説明をしてくれました。左が「種なし」で、右が「種あり」です。
どこが違うかわかりますでしょうか。色?大きさ?ぶどうの試食をしながら、説明を聞く私たち。
実を取ったあとの、茎の先端部分が短いのが「種なし(左)」で、長く残るのが「種あり(右)」だそうです。
実を取る前だと見た目ではわからないので、エリアが決められていました。
説明してくれた方によると、「種ありのほうが甘いよ。種はぷっと吐き出せばいいんだから!」とのこと。
試食でいただいたぶどうも確かに「種あり」が甘かったです!
種をぷっと吐き出して、さてどれにしようかな…?
夏の日差しを浴びて
これにしようかな?こっちのほうが大きいよ?まだ甘くなる前じゃない?あっちの方が太陽が当たっておいしいかも!
などと友人と話しながら、園内を歩き回ります。
これなんて、粒が大きくておいしそうじゃないかしら。だけど、もうちょっと他も見てみようかな?優柔不断が続きます。
「種あり」の方が甘いと教えてもらえましたが、種を気にせずパクパク食べられる「種なし」も捨てがたい…。
それぞれ一房ずつにしようかな。
これはまだ甘くなる前に見えるけど、夏の日差しを浴びてとてもキレイです。
透明感のある紫と緑のグラデーションが丸い粒でキラキラしています。そして最終的においしくなるなんて。
こんなにたくさんおいしい実をつけてくれて、ぶどうって偉いなあ。
こちらは大きくなりきれずに切られてしまうそうです。「持っていっていいよ!」とオマケしていただけました。
食べられないけどうれしいです。
歩き回っているうちに、めぼしをつけた房がどこかわからなくなったり、気が変わったり、なかなか決められません。
それも楽しみながら、これぞと思うぶどうを収穫。
かごいっぱいに収穫してみたい気持ちもありますが、欲ばっても食べられないので、種なし種あり一房ずつにしました。
大満足で収穫達成
収穫した分をお店の方に計量してもらって支払いします。
待ち時間から収穫して帰るまで、小一時間くらいでした。
一大イベントというわけではないのですが、非日常体験を手軽に味わえて、友人共々大満足でした。
種なし種あり、どちらも甘くてジューシーでした!自分で選んで収穫したぶどうは、おいしさがアップしている気がしました。
食べられないけどカワイイぶどうは、しばらく飾っておきます。
地方発送販売の日も、ぶどう狩りが終わるころにあるようです。
ぶどう狩りも楽しいですが、普通に購入したい方は、そちらの利用もよいですね。
夏の限られた日程での開催ですが、気になった方はぶどう園のブログや告知の看板をチェックしてみてください!
下鶴間ぶどう園
住所:神奈川県大和市西鶴間3丁目12-22
交通:小田急線 「鶴間駅」徒歩約6分
電話:090-4818-3695
営業時間:8月中旬~下旬頃 10:00~16:00頃まで (日程は毎年変わるので要確認)
駐車場、園内に10台程停められるスペースあり