「ブルーベリーガーデンつきみ野」で駅近摘み取り体験満喫!

住宅街の真ん中に、こんなに穏やかでおいしい楽園があるなんて……とめちゃくちゃ感動したので、どうしても早く紹介したくて。さっそく記事にしました!

そこは「ブルーベリーガーデンつきみ野」。ブルーベリー狩り初心者からリピーター、老若男女、みんなが笑顔になれるステキなスポットなんです。

つきみ野駅すぐ!意外に知らない体験スポット

住宅街の真ん中に、まるで別世界のようなブルーベリー畑が広がる――
“駅近”とは思えない、豊かな実りと自然に出会える場所です。

住宅街の中に広がる、のどかなブルーベリー畑

住宅地の中にひらめく「ブルーベリー」と書かれた旗の文字。
イングリッシュガーデンを思わせるようなブッシュの脇には、板地にブルーベリー色のさりげない看板がひっそりたたずんでいます。
「つきみ野駅」からのアクセス抜群、すぐそばに生鮮市場の「角上魚類」があるといえば、わかる方も多いのでは?何を隠そう、私もそのひとりです。

中に入ると「こんなにステキな場所あったんだ!」と驚いちゃいました。
一面ブルーベリーの木々。適度にやわらかい土の感触がふかふかで気持ちいい。

同じ品種でも少しずつ味わいが違うのが楽しい

オーナーの息子さんに聞いたところ、ブルーベリーには大きく分けて、ハイブッシュ系とラビットアイ系の2種類があるんだそう。

6月から7月の早い時期は、ハイブッシュ系。甘すぎずハーブのような香りと繊細な味がステキなんだそう。あまり摘み取り体験ではお見かけしない品種だそうです。

7月から8月はラビットアイ系のシーズン。完熟する前の実が赤くて、まるでうさぎの目のように見えることから、ラビットアイ系というんだそう(写真参照)。果実が大きくて甘く、農園で摘み取り体験ができるのは、大抵この品種なんだそうです。

でも、同じラビットアイ系にもいろいろあるようで、それぞれ甘さや酸味、大きさに個性が感じられます。摘み取りのみとはいえ、ちょっと一粒お味見するのはご愛嬌。

「あ、こっちの実、ちょっと小さめだけど、味が好き!」「え、私はこの木のがいい!」
そんな会話が飛び交っていたりします。
さんさんと降り注ぐおひさまの中、うっかり暑さを忘れるほどの贅沢なひとときです。
もちろん、帽子にこまめな水分補給は必須です!

体験はとってもカジュアル&自由!

ブルーベリー狩りって、ちょっとハードル高そう…?そんなことはまったくありません!
ブルーベリーガーデンつきみ野なら、気軽に楽しめちゃいます。

予約不要!気軽にふらっと立ち寄れる

こちらは予約不要なので、思い立ったらそのまま来園OK!
受付で料金(1パック500円)を支払って、手渡されるパックを片手にすぐ摘み取りスタート。時間制限もなく、自分のペースでのんびり摘み取りが楽しめます。

収穫スタイルも自由!選ぶのが楽しい

畑に入ったら、あとは“おいしそうな実”を探して歩くのみ!
日当たりのいい場所、大きな実がなる木、ちょっと木陰に隠れた実……。
どこにおいしい子がいるかはお楽しみ。

「今日は2パックいっちゃおうかな」というリピーターも多くいます。ちょっと小耳に挟んだ会話の中から、毎週通っているというご家族もいました。いわく、毎日1パック食べちゃうから、また来週も!だそう。

その気持ち、わかります!と私も心の中で、激しく同意しました!

ソロもファミリーも大歓迎!みんなで楽しめる

こちらのすごいところは、訪れる人が“自分にちょうどいい楽しみ方”ができること。
ひとりでも家族連れでも、誰でもウェルカムな雰囲気なんです。

ひとりで静かに、リフレッシュするのも最高

自然のなかで、静かに過ごしたい人にもぴったり。
実際に、一人で来て黙々と摘み取りを楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。
風の音、鳥の声、ブルーベリーの甘い香りに包まれながら、心がふっと軽くなる時間が流れています。

子ども連れのファミリーにも優しい工夫がいっぱい

その居心地の良さに、子ども連れが多いのもこちらの特徴。オーナーご家族のさりげない工夫もありがたい心遣いなんです。

お子さまが摘みやすくするために、枝が高くなりすぎず、また、低い位置に実がなるよう剪定(せんてい)されているそうです。

子どもたちも自分の目線の先や、ちょこんと座ったその奥に、丸々とした大きな実を見つけて満面の笑み!

それにならい、大人の私も木の奥に潜り込んでみるとお宝満載!パック一杯があっという間です。
虫とり網と虫かごを持って、虫探しに夢中になっている子どもたちの姿も結構います。
「やった!カマキリの卵見つけた!」とか「バッタっ!」別の収穫もあるようです。

ここには「自然の中で遊ぶ喜び」を、大切に見守ってくれる優しさがあふれています。

家族で守り育てる農園のストーリーにほっこり

ブルーベリーガーデンつきみ野には、果実だけでなく“人のぬくもり”も実っています。
知ればもっと好きになる、農園のストーリー。

以前は柿といちじくの果樹園だった!

この農園、もともとは柿やいちじくを育てていた果樹園だったそう。
初めてのブルーベリー栽培、最初はうまくいかず、試行錯誤の繰り返しだったといいます。
そんな中でもご主人は、研究と工夫を続けてきました。今では、大和市でブルーベリー栽培に興味のある人たちを集めて、勉強会も主催しているんです。

息子さんも加わり、親子で農園を守る日々

2年程前からは、息子さんも家業に加わり、親子三人で農園を支えています。
ブルーベリーのおいしい食べ方についても伺うと、「それほど変わった食べ方はしてないんですけどね」といいつつ、「3分クッキングでブルーベリーのアイス作るっていうのあったから、見てたんだけど……」なんて言葉が、すらっと出てくるんです。

いつも情報にアンテナを立てている証拠!家業を支えるために実家に戻ってきて、ご両親を助けつつ日々勉強しているんですって。ステキなファミリーストーリーですよね。

ハイブッシュ系のラッキーアクシデント秘話

取材の際に、「そういえば、インスタで6月くらいに摘み取りのお知らせみたような?」と聞いたところ、ちょっとめずらしいアクシデント?があったそうです。

通常は開放していない希少な「ハイブッシュ系」が、なんと異例の豊作。やむなく、一般の人にとって、ラッキーな摘み取り解禁が行われたそうです。

私、ちょうど行けなかったんです……。
「惜しかったですね〜。普通の農園ではやらないんですけど。あれに参加できた方は、ホントにラッキーでしたよ。」とのこと。

またいつか、その幸運に出会いたいものです。

食べて楽しい!おすすめのブルーベリー活用法

摘んだ後も楽しめるのが、ブルーベリー狩りの醍醐味!
おすすめの、おいしい食べ方をご紹介します。

そのまま冷凍、シャリシャリひんやりおやつ

ブルーベリーを軽く洗って、ジップロックに入れて冷凍するだけ!
一粒ずつシャーベットのような食感で、ついついパクパク食べちゃう。

豆乳スムージーでヘルシー朝食

調製豆乳と半解凍のブルーベリーをミキサーで混ぜるだけのスムージーもおすすめ。
無調製豆乳なら少し砂糖を加えると、飲みやすいそう。暑い夏のヘルシー朝ごはんにもぴったり!

ジャムを作ってアレンジ無限大!

私のアレンジは、電子レンジでお手軽ジャムづくり。
果実重量に対して2〜3割のお砂糖(お好み)とレモン汁を小さじ1杯程度。
耐熱容器に入れて600Wで3分くらい。軽く混ぜたら、おいしいジャムのできあがり。

普通にジャムとして食べるのはもちろん、牛乳やヨーグルトと混ぜて凍らせると、簡単にジェラート風アイスの完成。これも夏のおやつにオススメ!
「家に帰ってからもおいしい」が、体験の余韻をさらに深くしてくれます。

また来たくなる、つきみ野の夏の秘密基地

ブルーベリーガーデンつきみ野は、駅から気軽に行けて、心から癒される“夏の秘密基地”のような存在。

誰と行っても、どんな気分の日でも、おひさまに育まれたブルーベリーを摘んでいると、完全没頭してしまいます。駅から歩いて7〜8分で、この充実感と収穫量たるや、驚きのコスパです!

夏の日曜日の朝、クーラーの中からちょっとだけ抜け出してみませんか?
あなたもきっと、つきみ野のブルーベリー畑で、とびきりの癒し時間を過ごせるはず……

ブルーベリーガーデンつきみ野

住所:神奈川県大和市つきみ野4-1-8
アクセス:東急田園都市線「つきみ野駅」から徒歩約8分
TEL:090-1658-2158
開園期間:7月中旬-8月中旬(天候等による)
開園日:毎週日曜日8:00-11:00(天候により変更有)
(不定期に水曜日開園:8:00-10:00)
インスタグラムにてお知らせあり
休園日:毎週月曜日-土曜日
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。