中央林間「MAISON GIVRÉE」で幸せ夢スイーツ物語

中央林間に、まるで物語の中に迷い込んだようなケーキ屋さんがあります。
緑のとんがり屋根に黄色のキャノピー、そしてお店の中には、カラフルなジェラートとアートみたいなケーキたち。

そのお店の名前は「MAISON GIVRÉE」(以下「ジブレー」)。


見ているだけで心がほどけて、選ぶ時間までも贅沢に感じられる、そんな特別なお店です。
日々のごほうびに、誰かへの贈り物に、自分を喜ばせたい日に——
一歩踏み入れば、そこは甘くて幸せな物語の入り口です。

とんがり屋根は物語のはじまり

最初に目に入る外観からすでに、小さな魔法の予感。
ここはただのケーキ屋さんじゃないぞ。
そう、その建物そのものが、これから始まる“おいしい物語”のプロローグなのです。

緑の屋根と黄色のキャノピーが目印

道路から少し奥まった先に、緑のとんがり屋根と黄色のキャノピー。植物に囲まれたエントランスも、季節ごとの表情を楽しませてくれます。

「ここにはきっとステキな何かがある」と感じさせてくれるたたずまい。
扉の前からワクワクがはじまります。

扉の先に広がる、五感で楽しむスイーツ空間

一歩中へ入ると、白と木目を基調としたインテリアに、吊るされたグリーンのディスプレイが優しく彩りを添えます。

大きな窓からはやわらかな自然光が差し込み、ショーケースには色とりどりのジェラートとケーキがずらり。見て、香って、選ぶ——五感すべてがうれしくなる空間です。

一つひとつがアートのようなケーキたち

ショーケースの中で静かに輝くケーキたちは、まるでアートピースのよう。見た瞬間に「これ食べてみたい!」と心をつかまれるような、そんなパワーを感じます。

そんな悩ましくも美しいケーキやタルトの中で、私が選んだのが、
「とうもろこしのタルト」(上)、「レーニアと白桃のメルバ」(下)。

夫と自宅でシェアしました。もっとステキなお皿に盛りつけたいところですが、シンプルなお皿とスプーンでごめんなさい。

心とろける「レーニアと白桃のメルバ」

食べるのが惜しい……。
でも、食べる!

おいしい時に食べてこその絶品スイーツ。ガラスの器に入ったパンナコッタの底まで、思い切ってスプーンを差し込んで、パクリッ。

肉厚で甘いレーニア種のさくらんぼの甘みとみずみずしい白桃。そこにとろけるパンナコッタとさっぱりとした木苺のソース。やさしい余韻に思わず口元がほころんできます。

お野菜も楽しいケーキに「とうもろこしのタルト」

お次はちょっと変わり種の「とうもろこしのタルト」。黄色と白のグラデーション、ちょこんと乗ったポップコーン。

かわいらしさの中に、とうもろこしの自然な甘さと香ばしさが広がります。うっかり写真を撮るのも忘れて食べてしまい、半分になったところで我に返ってパチリの一枚。

他にも、とうもろこしのブリュレがあるのですが、キャラメリゼしてから3時間以内に食べるのがオススメとのことで、今回は断念。今度、お店で食べたいです。

小さな幸せを詰めた定番スイーツ

他にもプリンやロールケーキ、シュークリームなど、ほっとする定番も豊富に揃います。ひとつずつ丁寧に作られていて、おやつの時間がふわっと幸せに包まれます。

ケーキ職人が生み出す特別なジェラート

見た目はシンプルでも、ひと口食べれば感じる「ケーキ屋さんならでは」の深み。ジェラートの枠にとどまらない表現力が、ひとさじごとに驚きをくれます。

遊び心が光る素材の組み合わせ

ある日のお散歩の途中でいただいたのは、「宮崎マンゴーパッションとピニャコラーダのダブル」。甘いけどさっぱりしたテイストが、暑い日のお散歩にうれしい!

ピニャコラーダやいちごパッションココナッツなど、まるでカクテルや南国デザートのようなフレーバーも。

組み合わせがユニークなのに、味のまとまりがあるのは、さすが一流のシェフの腕。おいしい驚きにとろけそうになります。

季節をまとったフレーバーたち

日向夏やヨーグルトキウイなど、爽やかな酸味や果実感を活かした季節フレーバーも充実しています。外のベンチでカップルやご家族が仲良く食べている光景は、このお店の幸せな日常です!

ひんやりアイスのホールケーキに釘付け

まるで生のケーキのようですが、これらはみんなホールのアイスケーキたち(見本)。
こんなにツヤツヤ、キラキラでカラフルなアイスなんて、もう食べたいに決まっています!

おうち用に贈答用にと、大人気なのも納得です。

お楽しみの焼き菓子&ギフト

食べる喜びをそのまま持ち帰れるのが、焼き菓子やギフトの魅力。どれもパッケージまでこだわっていて、贈るのが楽しくなる品ばかりです。

見て楽しい、食べてうれしい

フィナンシェ、クッキーなどの焼き菓子やナッツにコンフィ、ジャム……。
きれいな瓶がずらりと並ぶ棚は、キラキラ輝いて宝石箱のよう。

神奈川名産の湘南ゴールドを使ったメレンゲやケーキに、チョコたっぷりのティグレもあります。

甘いのがどうしても苦手な方には、スモークソルト味やレッドスパイス味の小さなパイ「コロコロフイユテ」も。お酒にも合いそうな一品です!

季節感あふれる夏の贈り物セット

ちょうど今は、スイカやきんぎょをモチーフにした「夏限定」のかわいいギフトセットもあります。

私はきんぎょを3匹?買って、実家や知り合いに持っていったら大好評!
見て楽しく、食べておいしい、選んで間違いなしの贈り物です。

やさしく熱いシェフがステキ

お店の空間やスイーツの世界観をつくりあげているのが、気さくで情熱的なシェフ・江森宏之さん。

華やかな実績はもちろん、地域やお客様とのつながりを大切にする姿勢が、ジブレーを更に魅力的にしています。

笑顔で迎えてくれるシェフ

今回の取材を申し込んだ時、「どうぞ紹介してください!」とシェフ自らご快諾いただきました。笑顔がとても明るく話しやすい方で、気取らず接してくださいます。

一人でも多くの人に、おいしいお菓子を届けたいという熱い想いを感じました!

大和市とのつながりを大切に

「大和市のこれっていう農産物を使って、ここならではの味を作りたいんですよね」と、地域とのつながりにも強い関心を持つ江森シェフ。

私自身は、これというアイデアをお伝えできませんでしたが、何か地元ならではのメニューができると、さらにワクワクできそうですね。

中央林間で出会える、甘くやさしい物語

ジブレーは、ただ「おいしい」だけじゃない、「ときめき」や「やさしさ」が詰まったスイーツの世界へ連れて行ってくれます。外観から商品、空間まですべてに物語があり、五感がよろこぶ体験ができるんです。

おやつの時間をほんの少し特別にしたいとき。
誰かを喜ばせたいとき。
自分を褒めてあげたいとき。
あなたのステキな時間に、ジブレーはそっと寄り添い、あなただけの特別な物語を紡いでくれることでしょう。

MAISON GIVRÉE本店
住所:神奈川県大和市中央林間4−27−18
アクセス:小田急江ノ島線「中央林間駅」から徒歩約5分
東急田園都市線「中央林間駅」から徒歩約5分
TEL:046-283-0296
営業時間:10:30-19:00(水曜日-日曜日)
定休日:月・火曜日
駐車場:約13台

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。