平日の13時ごろ、買い物帰りに軽くお昼をと思いながら自転車を走らせていたところ、ふと目に飛び込んできた「チャーシュー丼」の文字。
訪れたのは、南林間駅から徒歩5分ほどの住宅街にあるチャーシュー丼の店 「すりばち」。
店内はカウンターのみで、ひとりでも入りやすい雰囲気が漂っていました。
長く横浜でラーメン店を営んでいた店主さん
迎えてくれたのは、気さくであたたかい女性店主さん。
実は、横浜で長年ラーメン店を営んでいたのだそう。
ラーメン店で人気だったチャーシューを国産肉にこだわり、独自のタレと製法で再現。
南林間でチャーシュー丼の店をオープンさせました。
「横浜の中心部はにぎやかだったけれど、南林間は静かで落ち着いていて暮らしやすいのよ」と楽しげにほほえむ店主さん。
南林間のお店は、息子さん夫婦の家がすぐ近くで、家族との距離も今がちょうど良いのだとか。
こだわりは“国産肉×秘伝ダレ”の極上チャーシュー
「すりばち」のチャーシューは、国産豚肉にこだわり、秘伝のタレで染み込ませた柔らか食感が自慢。
さらに月末には、神奈川県産銘柄豚「やまゆりポーク」へ変更も可能です。（別途料金）
「これ目当てで月末だけ来るお客さんもいるの」と店主さん。
メニューは
- チャーシュー丼
- 旨辛ねぎチャーシュー丼
- ハーフ丼
- よくばり丼
どれも950円です。
さらに、丼以外にも、スパイシーポークカレーやまぜそば、ラージャンクッパと、多彩で目移りしてしまいます。
定番「チャーシュー丼セット」を注文
迷った末に選んだのは、チャーシュー丼＋きのこスープ＋ナムル盛り合わせのセット（1200円）。
注文してからは店主さんとの会話タイムです。
南林間が静かで驚いたことや、昨年体を壊していて最近やっとお店に復活できたことなどをお話ししてくれました。
ほどなくしてチャーシュー丼のセットが着丼。
柔らかく香ばしいチャーシューに感動
丼を覆い尽くすチャーシューの迫力に、早くも口の中が待ちきれない状態です。
ご飯をチャーシューで包み込むようにして食べると、柔らかくジューシーで、甘辛いタレとのバランスが絶妙。
これで1200円は正直お得です。
プラス300円でチャーシュー増もできます。
きのこのスープは具だくさんで、身体がホッとする味でした。
ナムルの盛り合わせもお皿にもりもり。
シャキッと爽やかで、野菜がしっかり取れるのがうれしいです。
テイクアウトも大人気のナムル
店主さんによると、店内で食べるよりもテイクアウトしていくお客さんが多いとのこと。
コロナ禍以来、「家でゆっくり食べたい」という人が増え、持ち帰り需要が伸びたと感じているそうです。
丼だけでなく、チャーチューのみ、ナムルのみのテイクアウトの需要も多く、夕飯の一品にしたり、お弁当に入れたりと、地元ではかなり重宝されているみたい。
「お正月用のチャーシューの予約がたくさんあってね」と店主さん。
確かに、このおいしさならしょっちゅう買いに来たくなりますし、お正月のお節にもぴったり。
次は絶対“やまゆりポーク”を狙いたい
月末限定のやまゆりポークは、「これを食べたらもう普通のチャーシューに戻れない」というお客さんもいるほど。
今回はタイミングが合わなかったため、次回の楽しみにすることに。
ちょうど家でリモート中の息子のお土産に、ハーフ丼を持ち帰りました。
2種類の味が楽しめるのはうれしいポイントです。
息子は旨辛ラージャンのネギチャーシューに夢中になり、「これ、また食べたい！」と満足そう。
南林間でおいしいチャーシューを味わいたいなら
すりばちは、仕事や子育てに奮闘する主婦の強い味方となってくれる、あたたかさに満ちたチャーシュー丼の店。
国産肉の旨みを引き出したチャーシューは、間違いなく一度は食べる価値ありです。
南林間駅から徒歩5分ほど。買い物ついでにも、仕事帰りにも、ふらっと買って帰れる距離。
気付けばきっと、常連のひとりになっているはずです。
チャーチュー丼の店「すりばち」
住所：神奈川県大和市南林間2丁目18−22
アクセス： 小田急江ノ島線「南林間」から徒歩約5分
TEL：046-208-9152
営業時間：火〜金：11:00-14:00・16:30-20:30
※日曜・祭日はランチ営業のみ
定休日：月・第2・第4火曜日
