中央林間駅の近くに住んでいたころ、休日には入店待ちの列ができている飲食店がありました。
「EN別邸」さんです。
割烹でも居酒屋でもない、和食のお店です。
今回は1人のお客さん目線で、人気の理由を考察していきます。
おいしいものを少しずつ。6種のお惣菜付きランチ
「EN別邸」さんの魅力として、ランチメニューに付く6種のお惣菜が挙げられます。
とくに女性は、たくさん種類を食べたいけど量は多く食べられない方もいらっしゃるかと思います。
そのためか、店内には女性のお客さんも多く見かけました。
また6種のお惣菜は、すべて異なる野菜で構成されていました。
品数の豊富さもですが、1度に色々な野菜をいただけると、すこし贅沢というか、お得な気持ちになります。
6種のお総菜が付くランチは、訪問した2024年時点で7種ありました。
価格は980円から1980円までと幅広く、気分やシーンにあわせて選ぶことができます。
またランチ限定の「懇親会コース」は、2,000円ながら7品のお料理で構成されており、文字通りお得なコースのようです。
私はランチでとり天定食と煮魚定食をいただきました。
とり天は、揚げたての熱々サクサクを提供してもらいました。
天ぷらは満足なサイズ感で5個盛られており、食べ応えも十分です。
むね肉なのにパサついておらず、家では食べられない料理を味わえます。
天ぷらの付けダレは返し醤油のような濃い香りがしました。
とり天とあわせると塩気が強すぎることもなく、ちょうどよい塩梅でした。
煮魚定食のお魚は、この日はカサゴでした。
私はこれまでカサゴを食べたことが無かったのですが、ブリやマグロのカマのような部位だったからか、ふわふわとした身とほどよい脂がマッチし、とてもおいしかったです。
淡白な味わいの身と、すこし甘くて濃いタレの相性も良好でした。
カサゴにはネギがたっぷりのっていて、私は好きなのでありがたく食べましたが、苦手な場合は注文時にお店の方へ確認するとよいかもしれないですね。
食材へのこだわりと細やかな気配り
無農薬で育てられた野菜や豊洲から仕入れた鮮魚、ランチの定食でもいただける「はまぽーく」などのブランド肉といった、国産のおいしい食材を厳選・提供しているようです。
定食のお米がおいしいと思ったら、店内の厨房付近に新潟県産コシヒカリと掲示がありました。
お米にもこだわっているようです。
また細かい点ですが、お冷のピッチャーにレモンやグレープフルーツといった柑橘系の果物が入っていて飲みやすかったり、抱っこ紐で0歳児を連れて訪問した際は「お座敷の方がいいですかね?」と店員さんが声をかけてくださったりして、ちょっとした心遣いにうれしくなりました。
ちょっとしたうれしさの積み重ねが、お店の人気につながっているのかもしれません。
別邸の雰囲気
店名「EN別邸」の由来が気になりお店の方に伺うと、「EN」はご縁、「別邸」はお客さんに別宅のようにくつろいでいただく、という意味が込められていると教えていただきました。
お店は「別邸」の名にふさわしく、どこか高級感がありつつもリラックスできる雰囲気が漂っています。
今回お店の方に許可をいただき、公式ホームページのステキな写真で雰囲気をお伝えいたします。
引用元:https://www.flickr.com/photos/132562345@N07/albums/72157653397979186/
高級感がありつつもくつろげる雰囲気、伝わったでしょうか?
日中は採光がよく明るい店内ですが、夜は少し変わって大人の空間な印象を受けます。
ランチでは子連れファミリーも見かけましたが、夜にはデートや接待などで利用するお客さんも多そうですね。
お店には個室やテラス席もあり、幅広いシーンで利用できそうです。
人気の理由は…
最後に、「EN別邸」が人気の理由をまとめてみました。
- ちょっとずついろいろなお料理を食べることができる
- 国産のおいしい食材にこだわっている
- くつろげる雰囲気が漂っている
- 細やかな気配りがある
- メニューも座席も種類豊富で、さまざまな場面で利用できる
1つだけ当てはまるお店はあっても、上記すべてを満たすお店はなかなかないかもしれないですね。
「EN別邸」さんは、2024年の「やまと街中行ってみたいお店大賞」にもエントリーしています。
記事作成時点は投票期間中のため結果は不明ですが、受賞された際にはなにかイベントがあるかもしれないですね。
EN別邸中央林間店
住所: 神奈川県大和市中央林間4丁目5-9
アクセス:田園都市線「中央林間駅」徒歩約5分
営業時間:ランチ 11:30-15:00
ディナー 16:00-23:00
定休日:無
駐車場:無