驚きと楽しさいっぱい、「中央林間手づくりマルシェ 」

2024年5月26日に開催された、「中央林間手づくりマルシェ 2024春夏コレクション」に行ってきました。

中央林間東急スクエア前から中央林間4丁目の信号交差点まで、柿の木通りに沿ってマルシェのブースが目白押しです!

どのブースもステキな作品でいっぱいです。すべて作家さんの手づくりというのが、このマルシェ最大の魅力です。

ハンドメイド、クラフト、という言葉をよく聞くようになったのは、2010年前後ではないかと記憶していますが、

中央林間手づくりマルシェは、大和市公式ホームページによると、平成23年(2011年)から開催しているとのことです。

イベントは午前10時からスタートです。

早めに行くつもりがギリギリになり、中央林間駅に到着して駅から出ると、メインステージでの「くまおくん」のピアノ演奏が始まっていました。

ピアノを弾く姿もシュールですが、演奏も上手すぎてシュールさ倍増。クラシック曲も弾いておられました。いったい何者なのでしょうね?

アクセサリーやアートが軒を連ねる

作家さんと直接お話できるのも、このイベントの楽しみのひとつです。

かわいらしい小花に見入ってしまい、これは1つずつ作るのですよね?と、つい話しかけてみたところ、「こんな感じです」というのを見せていただけました。

花びらの型を使っているのかと思いきや、本当に花びらのひとつひとつから、彫刻刀の丸刀で切り抜いているとのことで、びっくり!全ての花びら同じものが無いとのこと。その手から作り出される形、ひとつひとつがこんなかわいい作品になっていくのは、途方もない時間と手間暇だと思います。ほんとにすごい。

大和市立南林間中学校美術部さんのブースでも、若者たちと少しお話させていただきました。

接客にどきどきしている様子や、夢中で作品を説明する姿に、人生長くなってきてホコリがついたような心が、なんだか清らかになった気がします。一生懸命作ったのであろう作品を見ていくと、あまりに独創的な小物を発見してつい購入。
若者が喜ぶ姿にまた心洗われました。作品作りがいつまでも自由で楽しく続けられますように。

本物の押し花を使ったアクセサリーのブースでは、「春は押し花の作業に追われています」と、作家さん。

お花がキレイな時期は限られているので、今しかないというタイミングがありますよね。大体気づくと残念な姿になっている、うちのプランターのお花たちには申し訳ない…こうしてキレイな形で残してもらえるお花たちも幸せそうです。

ワイヤーアクセサリーのブースでは作家さんが実際の作業をされています。見せていただいたところとても繊細。
細いワイヤーを器用な手先で形にされています。素晴らしい。

水彩画ブースの作品は、はかない色使いと愛嬌のあるキャラが織りなす優しい作品。
私、水彩画にずっと憧れがあるんですけど、描くのは難しくて。と、話し込んでしまいました。
相模大野でワークショップもやっているそうです!

バッグや雑貨も盛りだくさん

バッグは、インドの刺繍リボンを何枚か合わせて作ったものだそうです。
リボンは機械で作るんですよね?と尋ねたら、なんとインドの方々の「手作業」とのことで、またまたびっくり。中央林間手づくりマルシェ、このびっくりが癖になるんです。
普段、どれだけ当たり前のように物を消費しているのかと反省。手作業のすごさを目の当たりにします。

芝生みたいなキャラは四角い妖精なんですね。コトコト動き出しそう。頭の芝生は小さい羊に食べられたりして。

一緒に並んでいるミニチュア本棚は、妖精たちが読む本なのかしら。想像と頭の独り言が止まらない…眺めていて飽きないです。

羊毛フェルトの小物たち。ちゃんと「マルチーズ」、「プードル」、「ビションフリーゼ」の区別がつきます!

白くてかわいい小型犬の代表みたいな犬種ですが、それぞれの特徴をしっかり捉え、しかもかわいく完成させられる手腕におそれいります!当然だけど、上手だな~。

この椅子、実際座らせていただいたら座り心地もよく、最小限のスペースに置けるスマートさが魅力的でした。
ちょっとしたスペースに置きたい!

動物キャラの刺繍ポーチは、チョイスされた動物にひと癖あって楽しいです。
ハシビロコウ、タツノオトシゴ、この写真には写って無いのですが、メンダコなんてのもありました。
健気な小さい動物たちの刺繍に、くすっと笑わせてもらえました。

見るだけでも楽しい、スイーツ・食品ブース

スイーツ、食品のブースも充実しています。パンやケーキ、お菓子とお茶やコーヒー、お野菜を使った食材もあります。
みなさん、選ぶのも楽しそう。うきうきしますね。

あっ!和菓子屋さんで大和市のイベントキャラクター「ヤマトン」を発見したと思ったら……

ヤマトン登場

本物のヤマトンが登場しました!わーい!
だいぶ前の、この中央林間手づくりマルシェでお会いした記憶です。以前お会いしたのはいつだったかな。何年ぶりかしら?覚えてないよね?握手してもらえました。やっぱりふかふかです。

ヤマトンの後ろに見えている公園が、この日はステージになっており、大和市内中高生の吹奏楽部演奏もありました。
生き生きとした管楽器の音が、晴れた空に響きわたって爽やかです。

にぎわうマルシェ

東急スクエア2階テラスでは、ワークショップで手づくり体験も開催していて、みなさん集中して作業している様子でした。
お昼を過ぎる頃には、たくさんの人でいつもの通り道がにぎやかに!

購入したお宝品を一部ご紹介します。

見たらやっぱり購入しちゃうヤマトンの和菓子は、食べるのがもったいなかったのですが、中身の餡子がちょうどよい甘さでした。
崩すのがかわいそうなくらいかわいい和菓子でしたが、おいしくいただきました。ごちそうさまヤマトン。

お隣は、大和市立南林間中学校美術部さんのブースより、謎のキャラクター。
髭かな?と思っていた部分は、よく見たら目が付いていたのに気付きました。アイマスク?をつけた謎仮面???ヒーローにしては、ヘロヘロの手足が弱そうだし、ダンサーのようにも見えてきました。なんとも味わいがあります。

写真を撮らせていただいたブース以外にも、まだまだたくさんのブースがあり、作家さんの世界観があふれていました。ひとつひとつお話を聞けたら理想的でしたが、お昼にかけて人出も増え、大にぎわいでタイミングをつかめず、遠くからそっと見るだけになってしまったところもたくさんありました。

子どもの頃から手芸や工作が好きではありますが、上手いわけでもなく…何かを作ってはそこそこの出来で、極めることなく次の作品へと手を出し足をつっこみ、そんな自分としては「手作り」の作品には本当に深く感服します。

今回は春夏コレクションでしたが、秋冬も開催予定があるようですよ!気になる方はぜひチェックしてみてください。

中央林間手づくりマルシェ
住所:東急スクエア中央林間店を入り口に柿の木通り公園~中央林間4丁目交差点手前までがマルシェの会場となります(神奈川県大和市中央林間)
交通:東急田園都市線/小田急江ノ島線 「中央林間」駅 すぐ
連絡先:046-272-0462 (中央林間手づくりマルシェ実行委員会 )
開催日時:2024年5月26日(日) AM10:00〜PM16:00
駐車場:近隣に有料パーキングあり

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。