みなさまは、ご自身の健康に普段どの位気を付けていらっしゃいますか。
恥ずかしながら私はサラリーマン時代、バブルの絶頂期で睡眠2時間3時間は当たり前で、夕食は午前3時でした。当然血圧は200-120になり、営業を外されて本社に強制送還されました。
前期高齢者となった今は当時の愚かな自分を反省して、健康を損ねて周りに迷惑を掛けないようにしています。今回は身体のトータルケアを目標に、食を通じた健康を提唱する鶴間のカフェをご紹介させていただきます。
鶴間駅から歩いて約5分 線路際にお店はあります
小田急江ノ島線「鶴間駅」東口を出て、線路に沿って大和駅方向に5分ほど歩くと、左側にお店が見えます。「施術ベッドがあるカフェ」の文字を目印にお越しください。
さっそくお店に入るとこんな感じです
アットホームで清潔な店内には、スーパーでは手に入らない昔ながらのお醤油、おいしいお水や自然化粧品、日用品などを展示してあり、販売もしています。
カフェスペースの隅には施術ベッドがあり、足つぼや目の温灸などのメニューがありました。予約をすると整体やフェイシャルエステなどを受けることができます。
「優しい未来を創り出す」というのがお店のコンセプト。疲れた時やホッとしたい時、元気になれるお店です。
今日は初めてお伺いしたので、身体の中から健康になるメニューを注文してみました。ランチや弁当のおかずは「茶色が正義」と、訳の分からない理屈で自分を納得させていた私にとっては新鮮な体験となりました。
カラダに良いものっておいしい!と気付けるゴハン
ランチメニューは2種類ですが、それぞれ手の込んだ副菜が充実しています。
私は、グルテンフリーの薬膳発酵カレーに、自家製紫蘇ジュースを追加しました。
66年の人生を「オーガニック」や「グルテンフリー」という単語に全く無縁で生きて来た私にとって、このカレーと副菜の味覚は新鮮でした。「うまい物ほど身体に悪い」と愚かに信じた私は、身体に良い食事の味付けにかなり疑問を感じていました。
しかし素材や調味料を厳選してその相乗効果をきちんと計算して調理すれば、黙って出してもうまさに感動する味が提供できることをこのお店は見事に証明しています。
発芽小豆玄米の食感と、ルーを使わないスパイスのみのグルテンフリーカレーの組み合わせは見事です。そして一番驚いたのは満腹感です。180cm90kgの私が「ご飯大盛」と言わなくても充分な満足感でした。
妻はピースな発酵ご飯に、自家製のシナモンオレンジのジュースを注文しました。
スープはカボチャ、小鉢は麹納豆です。麹納豆はこのお店でワークショップをしており、テイクアウトも可能です。
鶏の胸肉を酒粕塩麹に漬け込んだ一品は(写真角皿の右下)、パサつきがちな胸肉に酒粕の旨味と塩麹のほど良い塩味が染み込んで、初めて食べる旨さでした。
セロリのトマト炒め(写真角皿中央)も、野菜だけで調理しているとは思えない旨味を感じる逸品でした。
ちなみにおかずは全て手作りのため、その日仕入れた食材によりメニューが変わります。
来店された時のお楽しみという訳ですね。
ランチで満腹!にも関わらずデザートは別腹。大満足でした
デザートも手作りということで、この日は米粉のココアケーキをいただきました。
とにかくおいしいのひと言です。米粉独特の食感としっとり感に加えて、質の良いココアパウダーやメープルシロップなど、お店のこだわりの材料で作られた自慢の品です。
他にもバスクチーズケーキや栗蒸しようかんなどもあり、ドリンクを付けると50円サービスになるそうです。
私はデザートまで味わいたいと思い、あえてカレーのご飯を普通盛りで我慢したつもりでしたが、ケーキを食べて大盛にせずに良かったと心底思いました。
鶴間で始めて8年 地元のみなさまに愛される居心地の良いお店です
元は天然酵母のパン屋さんだったそうですが、ダイビングが趣味のオーナーさんが宮古島に移住して閉店となり、その後3人の女性が協力して、今のお店をスタート。もう8年になるそうです。
地元のお客様が気軽に立ち寄るお店で、店内では毎月いろいろなイベントを開催するなど、普通のカフェ以上のコミュニティスペースの役割も果たしています。
大和市では「やまと食の応援団」として小田急沿線でおすすめの店をご紹介しております。
みなさま鶴間にお越しの際にはぜひ「ピースな時間」にお立ち寄りください。
カフェ ピースな時間
住所:神奈川県大和市鶴間1丁目9-16
アクセス:小田急江ノ島線 「鶴間駅」東口 徒歩5分
電話:080-5462-9773営業時間:12:00-17:00
店休日:日曜日、月曜日