桜ヶ丘西口駅前!具材に合わせた出汁が魅力「スパイスカレー亮亭」

カレーといえば洋風やインド風を思い浮かべますが、“和風テイスト”のカレーを味わったことはありますか?
そんな未知なる出汁の効いたカレーがいただける「スパイスカレー亮亭」は、2025年6
月桜ヶ丘駅前に堂々オープンしました。

まず驚いたのは、その立地の良さ!西口の駅前にあるロータリーの目の前で、小田急線が見えるほどの近さです。

入り口手前の手書きうさちゃんのイラストが描かれた立て看板も、おひとり様女性でも入りやすさを感じます。
“カレーが無くなり次第終了”の文字に期待感がグッと高まってきました。さて和のやさしさとスパイスの融合とは果たして……!?

足どりも軽くさっそく店内で、魅惑の和風カレーをいただいてみましょう。

具材に合わせた出汁を使用

爽やかな木のぬくもりを感じる明るい店内。
カウンター越しに店長からの丁寧な“いらっしゃいませ”の声を聞きながら、広々ボックスシートに着席しました。

9月だというのにこの猛暑には、少々疲れが残るこの頃(笑)。
そこでスパイスの効いたメニューで、元気をチャージしつつ和風なら更に胃腸にもやさしい味付けだろうとニヤリ。

「スパイスカレー亮亭」の基本のラインナップ

  • チキン/濃厚鶏だし
  • キーマ/カツオ昆布だし
  • ポーク/カツオ昆布だし
  • エビ/エビ濃厚だし
  • ビーフ(土日限定)/牛肉、野菜と果物のだし


さらに豪華な2種あいがけの6種類です。
それぞれのカレーに合わせた風味の違う材料でとった“出汁”を使用しているあたりは、とっても本格派!

本日は、きっと王道であろうチキンカレーに五穀米(無料)を選んでみました。
運ばれてきたカレーの香りと野菜の鮮やかな彩りに、スプーンを持つ手に気合が入ります。

普通のカレーとの違いは、お皿から漂う香りにもあらわれています。香辛料の強さを感じないというか、香りすらまろやかといった感じです。

スパイス調合の結晶がここに……

まず、大きくゴロっとした鳥のもも肉はボリュームたっぷりの存在感。

一口食べてみるとふっくらと柔らかく、筋もなくこだわりのお肉であることが分かりました。また、ルー自体の甘みには、数種類のスパイスが合わさり調和を感じます。
汁気の少ないルーは、さまざまな野菜の裏ごしとスパイスが合わさった凝縮された味わい、しかも重くないといった味わい。

ちょっと気になったのは、ルーの上に掛かった緑の乾燥した葉。
カレー食では、馴染みがなく店長にうかがうと“カスリメティ”というスパイスの一種とのことです。主にインドの料理やエスニックで使用され、マメ科の植物を乾燥させたものなのだとか。
良いアクセントとなる“亮亭”らしい一皿に仕上がっています。

そのほかに煮卵も添えられており、とても丁寧さを感じます。端にあるレッドオニオンは、シャキシャキとしたフレッシュな良いアクセントに。これまでいただいてきたカレーだと、らっきょうの様な役割でしょうか。

お好みで、レモンを絞って味変もたのしんでみてくださいね。
スパイスとの相性もよく、ひと味違ったサッパリとした味わいに変わります。

また、多くの方に楽しんでもらえるよう辛さの調節やご飯の増減もできます。
トッピングも数種類が用意され、この9月より、“サバ”が新登場!

正直、カレーにサバは異色の組み合わせでしたが、店長いわく「どのカレーにも合います。特におすすめは、エビカレーです。出汁との相性はもう抜群なんですよ~!」とのことでした。こちらも、興味をそそられました!

亮亭マスコット添えデザートも!

カレー店では、珍しいデザートも揃っています。
手作りうさちゃんクッキーが添えられたかわいい一皿は、食後でもオススメです。
オープンから徐々にラインナップを増やしている最中といった感じに、今後もたのしみな“スパイスカレー亮亭”。

ぜひ一度訪れて、出汁の効いたカレーを食べてみてくださいね。

スパイスカレー亮亭
住所:神奈川県大和市福田1-6-7
アクセス:小田急江ノ島線「桜が丘駅」西口から徒歩約1分
TEL:0462-12-2142
営業時間:11:00-15:00、17:00-20:00、日曜17:00-20:00
定休日:第2、4月曜、火曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。