今回ご紹介するのは、高座渋谷駅東口から徒歩2分ほどの場所にある「Nabura Coffee」です。
4月上旬にオープンしたばかりのこちらのカフェ。入り口の佇まいからもピッカピカと輝いた新しさと清潔感が伝わってきます。

それでは、さっそく店内に入ってみましょう~。

扉を開けると、木の温もりを感じるナチュラルな空間には、植物も多く爽やかで明るい心地よさが広がっています。
窓際のカウンターからやわらかな光が差し込み、休日のカフェタイムを楽しむ多くの方でにぎわっています。
はじめて訪れるお店にありがちな、あの少しだけ構えてしまうような緊張感はなく自然体でいられる空気感がとても心地よく感じられます。
こちらのNabura Coffeeは、ご夫婦で営まれているそうで、そのあたたかな雰囲気が空間全体にも優しく広がっていました。
小さな焙煎工場

ボックス席の真横には、まるで博物館のような焙煎所があり、ガラス越しに全体を眺めることができます。
計算されすぎていないラフなスタイルがかえってお洒落で心を惹きつけます。

注文を待つ間も、ふと視線を向ければ見慣れない機械や道具に出会えるなど新しい発見がいっぱい。
タイミングが良ければ、焙煎の工程や機械のことなどマスターが詳しく説明してくれることも!こちらもNabura Coffeeでしか体験できない貴重なひとときになると思います。
珈琲のテイスティング

そんな店内で丁寧に焙煎された豆の中から、自分の好みにあった一杯を選ぶことができます。
香りや味の特徴を聞きながらじっくりと選べるのもこちらのカフェならではの楽しみ。
「今日はいつもとは違う味を試してみたいな」「どれを選べばいいか迷ってしまう」という方まで、マスターとの気さくなやり取りの中でぴったりの一杯に出会えるはずです。

味の好みを伝えると2パターンの試飲の提案していただきました。そのうちの一つが、マスターと会話をしながら選んだルワンダ産のスカイヒルという品種。
試飲のお陰で「これ好みの味かもぉ~」という一杯に出会えました。
デイリーからデザート系まで

注文した珈琲がテーブルに運ばれてきました。お店のロゴが入ったマグカップもとてもお洒落です。
手のひらでカップ全体の温度を感じながらひと口飲んでみると、試飲の時とはまた違った味わいが絶妙です。
ちょうどいい苦みやコクが控えめで紅茶のようなジャスミンやダージリンを感じる軽やかな口当たり。
お店によって豆の煎り加減もさまざまですが、こちらのカフェではルワンダを浅煎りで提供しています。
食後の一杯としても飲みやすい風味で、とても気に入りました。

またNabura Coffeeでは、ご自宅やギフトにも最適なドリップパックなども販売しています。
訪問した日には、こちらのミルク出しコーヒーを試飲サービスで提供。
なかなか飲む機会のないタイプのマイルドでクリーミーな味わいのミルク出しコーヒーは、デザート感覚で初心者でも気軽にトライしやすい味です。
「たしか冷蔵庫に牛乳があったな・・」と思い出し、家でも試してみたくなり迷わず購入して帰りました。
こちらのパックを煮沸したティーポットに投入後、約半日で出来上がるとのことです!
出来上がるまでの時間に、チョコレートソースをプラスして徹底的にデザートにしちゃおう!と我が家での飲み方が決まりました。

さて最後になりましたが、Nabura Coffeeの店名の由来をお伝えします。
小魚が大きな魚に追われて水面がざわつくことを“なぶらが立つ“というそうです。
ある日、幼いころにマスターが楽しんだ釣りの優しい記憶。
静かな水面や手に伝わる引きの強さ、大物を釣り上げた時のワクワクした感覚からインスピレーションをうけ、店名になったのだとか。
そんな新鮮な感動やときめきを今も大切にしながら、日々珈琲を淹れています。
あなたも“なぶらが立つ”ようなワクワクする感覚を味わいながら、至福のカフェタイムをお楽しみください。
Nabura Coffee
住所:神奈川県大和市渋谷6-19-21
アクセス:小田急江ノ島線「高座渋谷駅」徒歩約2分
営業時間:10:00~18:00
定休日:月・火
Instagram:@NABURA_COFFEE