人懐っこいマスターがお出迎えしてくれるカフェ!高座渋谷駅「CAFE ONLY TIME」

今回ご紹介する”CAFE ONLY TIME”は、2024年6月にオープンしたばかりのカフェです。
お店までの道のりは、高座渋谷駅から徒歩9分ほどと、散歩がてら訪れるのに丁度いい距離です。
おおきな街道沿いにあるカフェは、ところどころに目印になるチェーン店が立ち並んでいるので、迷うことなくお店に辿り着くことができました。

ガラス越しに店内がのぞけることで安心感があり、初めて訪れる方でも気軽な気持ちで立ち寄れそうです。
それではさっそく店内に入ってみましょう!

癒される空間が広がる店内

光りが存分に差し込む明るい店内は、木のぬくもりを感じる落ち着いた色調でまとめられています。駅から少し離れているからこそ、日々の喧騒を忘れて特別なリラックスタイムになりそうです。

こちらの”CAFE ONLY TIME”では 最初にレジ前にてオーダーとお会計を済ませます。

珈琲豆のラインナップ

珈琲は、横浜市と大和市にある珈琲店2店から特別に仕入れた豆で提供されるとのことです。
いつもの好みとは違う味を試してみたくなり、オーナーからそれぞれの風味を説明していただきました。
いずれも“浅煎り”か“中深煎り”のみのラインナップです。

1.ブラジル産「アーモンドクッキー」
2.エチオピア産「ベンチネンカ」
3.陽のあたる道ブレンド
4.カフェインレス

オーナーによると、、“浅煎り”がより多くの方に好まれているとのことでした。個人的に“浅煎り”は、酸味がつよく珈琲らしい苦味や香りがしないのでは?と思いこれまで躊躇していました。せっかくなのでチャレンジしてみようと思います♪

オーダーしたエチオピア産“ベンチネンカ”が運ばれてきました。
最初に感じるスッキリとした味わい。それでいて独特な酸味は、クセがなく飲みやすい軽さ。飲み進めると、酸味の中にあるほのかな果実感は、自然な甘みに変化していきます。

オーナーがカフェ事業への深い情熱を注ぎ、豆への探求と飲み比べを重ねた末に提供される一杯は、まさに至福の瞬間でした。
“浅煎り”の味わいは、これから運ばれてくるお料理との相性も良さそうです。

アンリミテッド・メンチカツサンド

ドーン!とトレーにのった“アンリミテッド・メンチカツサンド”

「ちょっとちょっとぉ~!すごいよぉ。この大きさ!」と思わず声に出してしまうほどのインパクトです。
その大きさは、比較的大きな手のひらをしている私の手を超えるサイズ感をしています。

アンリミテッド=無制限という意味がようやく分かりました。
提供してくれたオーナーの、「量が多いけど食べきれるかな・・」と気遣いを感じる笑みがとても印象的でした!

こちらのメンチカツバーガーは、使われている材料の仕入れ先も実にユニーク。

同じ高座渋谷にある“肉の太田屋さん”からメンチを、パンは南林間にあるNPO法人たんぽぽが運営する“麦の香りさん”から仕入れているとのことでした。

まさに地元の材料を使用した大和愛の詰まったバーガーだといえますね!

どこから攻略しようかと眺めてから、まずはソースの味を確かめてみました。
トマト味や赤ワインの風味が凝縮されており、とにかく濃厚な味わいです。

薄めの衣が特徴的なメンチは、意外にもフワフワと柔らかい肉感です。上部にかかったタマゴペーストによって、濃厚なソースがマイルドな味に仕上がっています。
またシンプルで素朴な味のパンが全体の調和を保っているように感じました。

こちらの“麦の香りさん”は、障がい者のみなさんが就労している事業所内で丁寧に作業し焼いたパンです。
もともとカフェをオープンする前に福祉関係に従事していたオーナー。
こうした取り組みを支援する気持ちを含め、“麦の香りさん”からの仕入れをお願いしたそうです。人柄のあらわれるステキな関わりかたですね。

こちらは、自家製カヌレとラングドシャ。
カヌレは、全体的にしっとりとしており、割ってみると中はもちっと柔らかい弾力があるタイプです。
カフェのファンには、ご高齢の方も多いとのことで、焼き加減を工夫して提供しているとのことでした!

ぜひ一度、お散歩がてら気さくなマスターに会いに行ってみてくださいね。

CAFE ONLY TIME
住所:神奈川県大和市渋谷2-15-10
アクセス:小田急江ノ島線「高座渋谷駅」徒歩約9分
営業時間:8:00~17:00
定休日:火曜日
Instagram:@cafe.only.time

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。