つきみ野で味わう本格博多ラーメン「えちご本店」で優しい一杯

こんにちは!忙しい毎日の中で、「今日は本格的な博多ラーメンが食べたい!」と思うこと、ありませんか?そんなときにぴったりのお店が、つきみ野にある「えちご本店」です。
今日は、そんな「えちご本店」の魅力をしっかりお伝えしましょう。

つきみ野の老舗ラーメン店「えちご本店」とは?

1977年創業の「えちご本店」は、つきみ野駅から徒歩約13分の場所にある老舗ラーメン店です。3年前にご主人が亡くなった際には、一時休業し、続けるかどうか悩まれたとのこと。奥様は工夫すれば何とかなると判断し、営業の再開を決意したそうです。
一旦休業したために、1週間かけて一からスープを炊き上げ、お店のオペレーションも再構築。ご主人亡き後、試行錯誤しながら、ご主人の想いと味を引き継いだ九州釜炊きとんこつラーメン「えちご本店」(以下「えちご」とします)。

(座間街道50号に沿って左手、黄色いのれんが印象的なお店、隣もラーメン屋さん)

魅力その1:コク深い豚骨スープとストレート麺

えちごの最大の魅力は、なんといってもこだわり抜かれたスープ。豚骨をじっくりと煮込み、旨味を凝縮したスープには、適度な背脂が加えられ、まろやかさとコクが絶妙なバランスで調和しています。このスープを再現できたからこそ、今も私たちは、えちごの豚骨ラーメンを味わうことができるのです。

(半ラーメンでもスープ・トッピングともにたっぷり!)
スープは24時間体制で見守っており、夕方に火を落としても翌朝3時には再び火を入れるため、完全に冷めることがありません。これにより、スープの味が途切れることなく、安定したおいしさを提供できるのです。
麺は細目のストレート麺を使用。硬さはお好みで調整してくれます。私は少し硬めをお願いしましたが、これがまたスープによく絡み、歯ごたえのある食感を楽しめました。背脂入りのしっかり味なのに後味スッキリなスープは、一口目から幸せ気分です。

魅力その2:豊富なトッピングとカスタマイズ自由

(ラーメンの基本メニュー)
えちごでは、シンプルなラーメンを自分好みにカスタマイズできるのも魅力のひとつです。常連さんが注文する様子から、人気のトッピングは、分厚くジューシーなチャーシュー、コリコリ食感がアクセントのキクラゲのよう。

(トッピング各種)
卓上には自家製のからし高菜や食べるラー油、きざみにんにく、白ごまが用意されており、味の変化を楽しむこともできます。

さらに、希望すればマヨネーズも提供可能。これが肉丼にベストマッチ!もともとこのマヨネーズは、持ち込みをしていたお客様がきっかけで置かれるようになったものだとか。ふりかけの持ち込みもあり、お店側が受け入れて以来、常備されるようになりました。

替え玉は100円で、追加する際にはチャーシューかキクラゲを選んで入れてもらえるのもうれしいポイント。ちょっと考えられないくらいにお得です。大食いの方も少食の方も、子ども連れの方も、それぞれの好みに合わせて楽しめるように工夫されています。

魅力その3:欲張りさんにもうれしいセットメニューが豊富

えちごでは、ラーメンだけでなく、どんぶりとのセットメニューも充実しています。今回は、少食でも名物の肉丼と博多ラーメンの両方を味わえる「チョイ肉丼+半博多ラーメン」をいただきました。「チョイ」というのはちょっとの意味らしいですが、たっぷりご飯茶碗一杯分あります。もちろん、半ラーメンも手抜き感がみじんも感じられません。量を食べられない私でも、両方味わえて大満足でした。
肉丼は甘辛く煮たお肉をたっぷりのせたどんぶりです。デフォルトで紅ショウガも乗っていて、このどんぶりだけを頼む常連さんもいるくらいです。チョイから大盛まで、お客様に合わせて量を調整してくれます。

(これでチョイって、贅沢すぎる!チョイでも「おしんこセット」がついています)
半博多ラーメンにも、チャーシュー2枚と大ぶりのキクラゲが数枚入り、スープもたっぷり入っています。麺量以外はしっかり一人前です。自家製のからし高菜や食べるラー油を加えると、辛味ラーメンになり、また違った味わいが楽しめます。辛いもの好きの私は、1杯で2度おいしくいただきました。

この「チョイ肉丼+半博多ラーメン」がセットで950円ってうれしい限り。
メニュー表は、店内のいたるところに貼られています。メニュー以外にも、可能なら対応していただけることも多いそうです。例えば、カレーライスと肉丼を両方のせた「カレー肉丼」もできるようですよ。

肉丼にマヨネーズをかける常連さんや、替え玉を楽しむ方も多く、さまざまな食べ方が可能です。そういえば、お客様の要望から生まれたカレーライスも今やメニュー化されてます。自分なりの「えちご流」を見つけるのも楽しみのひとつですね。

魅力その4:朝6時から営業!アクセスも良好

えちごは、早朝6時から営業しているため、朝から本格的な博多ラーメンを楽しむことができます。深夜勤務明けや朝ラーメンを楽しみたい方にはぴったり。以前は、朝5時から営業していたそう。いや朝6時からでもすごいです!無理せず長く続けていただけるとありがたいです。
アクセスについては、電車ならつきみ野駅から徒歩約13分。少し歩きますが、おいしいものを食べる前のお散歩と思えば、ちょうどいいくらいです。それに、駐車場はなんと10台分完備されているため、車での来店もしやすい環境です。地元の常連さんはもちろん、遠方から訪れるファンも数多くいます。ラーメン好きなら一度は訪れたいお店でしょう。

懐かしく優しいふるさとのようなラーメン屋さん

今回は、平日のお昼時間にお伺いしたので、常連さんとのやり取りなどを拝見できました。奥様は常連さんから「お母さん」と慕われており、本当にアットホームで優しい空間です。
閉店間際にお話をさせていただいたところ、以前はご主人がお客様とのコミュニケーション担当だったそうです。コミュ力が高く、記憶力抜群で、よく来店するお客様なら、店先に姿が見えた瞬間に「いつもの」メニューを作り始めるほどだったとか。そんなお話を懐かしそうに語るお母さんの笑顔が、今のお店の魅力のひとつだと私には思えました。

ご主人の想いを引き継ぎながら、みんなのお腹も心もいっぱいにし続けているえちご。お客様一人ひとりに寄り添ったおもてなしが感じられる温かいお店です。
「本格的な博多ラーメンを味わいたい!」そんな気分になったら、ぜひ、えちごに足を運んでみてくださいね。

えちご本店
住所:神奈川県大和市つきみ野1丁目7-21
アクセス:東急田園都市線「つきみ野駅」から徒歩約13分
連絡先:046-276-6405
営業時間:6:00-13:00
定休日:火曜日
駐車場:10台
席数:9席
支払方法:現金のみ

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。
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大和市に住んで早12年。趣味は散歩です。華やかではないけれど、とても住みやすい大和市のステキなスポットを紹介します。