南林間駅の受賞歴豊富な蔵風外観の和菓子店「喜泉」

南林間駅から徒歩約6分。住宅街の中に、蔵をモチーフとした趣ある外観が印象的な和菓子屋さん「喜泉」があります。南林間で和菓子を探している方や、手土産選びにもおすすめのお店です。

夏になると、ついアイスや冷たいスイーツばかり選びがちな子どもたちですが、「たまには見た目にも涼やかな和菓子を」と思い立ち、子どもたちと一緒に立ち寄ってみました。

店内に入ると、色とりどりの和菓子がずらりと並び、思わずどれにしようと迷ってしまうほどの品ぞろえ。昔ながらの和菓子から、見た目も楽しい季節のお菓子まで幅広く、選ぶ時間も楽しいひとときです。

歴史と人の温かさが詰まったお店

喜泉は創業昭和37年。ご両親の代から続くお店で、現在は2代目の店主が切り盛りされています。お話好きで気さくな店主が、お客さん一人ひとりに優しく声をかけてくださり、店内にはあたたかい空気が流れています。

店主は3年間の修行を経て25歳でお店に入り、ご両親とともに歩みを重ね、45歳で後を継がれたそうです。その確かな技術と経験が、和菓子一つひとつにしっかりとあらわれています。

そして特筆すべきは、その受賞歴の多さ。農林水産大臣賞をはじめ、神奈川県銘菓展最優秀賞など、数々の賞を受賞。多くの商品が神奈川県の指定銘菓にも選ばれている大和市でも評判の和菓子店です。

名物和菓子と豊富なラインナップ

喜泉を代表するのが、大和銘菓の「やまと太鼓」や「泉の森」、登録銘菓の「白樫」、そして神奈川県指定銘菓の「柴胡の花」。

相模の国に伝わる伝説になぞらえて名付けられた「やまと太鼓」は香ばしい薄焼き生地の中に、栗餡と大きな栗がごろっと入っていて、食べ応えも抜群。

「泉の森」は洋菓子のようなふんわりとした生地に小豆がアクセントとなり、和と洋のいいとこ取りの一品です。「白樫」は上品な甘さのあんこが印象的で、「柴胡の花」はもちもちの羽二重餅に味噌風味の餡とザラメが絶妙なバランス。

テレビ関係者や芸能人が訪れたり、ドラマの撮影に使われたりすることもあるそうで、その人気の高さもうなずけます。

さらに、ゼリーやお団子、大福、季節の和菓子、贈答用までとにかく種類が豊富。どら焼きは、定番のあんこをはじめ、栗やさくら、湘南ゴールドなど4種類が楽しめます。南林間で手土産を探すときにも重宝するラインナップです。 手土産にも普段のおやつにもぴったりで、どんなシーンにも寄り添ってくれます。

素材へのこだわりと、夏にぴったりの一品

和菓子作りで大切にしているのは「真実味」。使用する素材はすべて国産で、添加物を使わず、小さな子どもからお年寄りまで安心して食べられるお菓子作りを心がけているそうです。

今回、私が特に気に入ったのが「遊想の路」。
ぜひ一度味わっていただきたい一品です。 断面がとても美しく、薄い生地の中に桃色の餡と中心のゼリーに包まれた桃が重なり、三色の見た目も楽しめます。桃の爽やかでつるんとしたさっぱり感と甘さのバランスが絶妙で、お土産にも喜ばれること間違いなしです。

ほかにも、子どもたちと一緒にいろいろな和菓子を選びました。定番の串団子や、見た目も美しい「くず桜」、ふんわり軽い生地の中に、歯切れのよい求肥が入った「若鮎」 、湘南ゴールドを使用した爽やかな餡の大福、素朴な味わいの酒饅頭、そして子どもが大喜びしたかわいらしい「うさまる饅頭」。どれも優しい甘さで、とてもおいしくいただきました。

喜泉は、地域とのつながりも大切にしており、南林間の文化祭には初回から毎年参加し、さがみ野「さくら祭り」にも出店されているそうです。地元に根ざし、多くの人に愛されている理由がよくわかります。

冷たいものばかりに手が伸びがちな夏ですが、こうして和菓子のやさしい甘さに触れると、ほっと心が和みます。こんなステキな和菓子屋さんが近くにあるのはうれしいですね。これからも長く続いてほしい、地域自慢のお店です。

喜泉
住所:神奈川県大和市林間2丁目21-4
アクセス:小田急線「南林間駅」東口から徒歩約6分
TEL:046-276-1123
営業時間:8:00-18:00
定休日:水曜日
駐車場:あり(店舗向かいに2台)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。