イモっぽさに萌える!真夏も堪能してほしい。南林間駅「焼き芋あきな」

みなさん、街中で見かけるさまざまなサインや看板に惹かれて入店した、なんて経験はあるのではないでしょうか。

本日は、イモっぽい女の子のゆるりとしたキャラクターが看板に描かれているお店に惹かれ、休憩してみることにしてみました。

汗が止まらないこの季節。
真夏に焼き芋!?と一瞬ひるみましたが、“冷やし芋”の文字見て一安心です。
正直なところ甘いものにあまり詳しくなく、初となる“冷やし芋”!さてどんな味なのでしょうか。

南林間駅から徒歩約2分にあるお店“あきな”をご紹介いたします。

春夏秋冬たのしめる焼き芋の世界

お店は2階建てで、1階でお支払いを済ませ2階にあがり、そこがイートインスペースになっています!
1階ではオーナーの中村さんがにこやかな雰囲気でお出迎えしてくれます。

お話をお伺いするとご出身が北海道で、美容業界でご活躍された後、昨年2月に“あきな”をオープンされたそうです。
出店を南林間にした経緯としては、中村さんが大和市在住歴が長いことも決め手だったそうです。

また店内には色紙が飾られています。有名TV番組“モヤモヤさまぁ〜ず”の取材をうけたこともあるのだとか…。これは期待大です!

お芋は3種類です。
“冷やし焼き芋”は、紅はるかとシルクスイートをオススメしていただきテイクアウトに購入してみました。最高のお芋を提供するために、仕入れ状況に応じて種類が変わることもあるそうです。

ひとつひとつ丁寧に厳選し、全国の生産者さんより仕入れられたブランド芋とのこと。
調理も深夜までじっくりと時間をかけ、低温特殊製法で仕上げるのだそうです。
自宅にて再び冷蔵庫で冷やした紅はるかは、黄金色でしっとりと深みがあり、自然の甘みでした。

“極限まで甘みを引き出す”といった技法は、さすがプロの腕前!恐れ入りました。

お次は店内でしかいただけない人気の一品を注文して2階へ。

古民家調のウッディ―なスタイルがとても落ち着きます。
ちょうどお店がひと段落したころだったので、ホッと一息ついたころかき氷が運ばれてきました。
この瞬間のワクワク感がたまりません。

圧巻!インパクトのある高さのかき氷

テーブルに運ばれてきた“芋屋のキャラメルかき氷”
目にしたとたん、「オォ~!!」と歓声をあげてしまうほどそびえ立つ高々なかき氷です。
その高さは、約20cmはあるでしょうか。

とろ~りとした黄身がかった芋のソースがたっぷりとかかり、周りを囲むようにキャラメルソースが渦巻いています。

“あきな”では、特製の純氷を使用しており、混じりっ気のないクリアな氷が印象的でした。

スプーンですくうと、粗目に削られたシャリシャリした感覚と氷部分にかかった練乳の白さが清涼感と甘味を想像させます。

口に運んだ瞬間に、口どけのよい冷えた氷となめらかな芋ソースが絶妙にからまり絶品です。

さらに香ばしく焦がされたカラメルソースの香りが、氷の冷たさに心地よくとけ合います。
ほんのりした自然の芋の甘みは、口の中に一切ベタつきが残らない穏やかな味わい。
上に添えられた“紅はるか”は、ちょうどよい焼き加減でアクセントになっています。

溶けるのが妙にゆっくりだな、と不思議に感じながら食べ進めていきます。
アルミ製の器のおかげで氷をじわじわと溶けているようです。

冬の風物詩である“焼き芋”の魅力を、新しいおいしさで夏でも味わってほしい。そんな店主の愛が詰まった一品でした。

そんな愛情たっぷりの“焼き芋あきな”のマスコットキャラのデザインも、店主自ら考案なさったのだとか…。
とてもおちゃめな看板といい、来店されたお客さんに楽しんでもらいたいという想いが随所にあふれています。

季節を問わない“焼き芋の世界”で新発見をしてみてくださいね。

「焼き芋あきな」

住所:神奈川県大和市南林間2-10-16
アクセス:小田急線「南林間」西口より徒歩約1分
営業時間:12:00~19:00
定休日:月・火
Instagram:【焼き芋専門店あきな】焼き芋&かき氷(@yakiimo_akina) • Instagram写真と動画

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。