南林間駅から徒歩約1分「ベーカリーチッタ」地域密着・街のパン屋さん

大和市林間、小田急江ノ島線「南林間駅」の東口を出てすぐの場所に、この夏あたらしいパン屋さんがやってきました。「ベーカリーチッタ」です。

わたしがこのお店を知ったのは、Instagramでした。黄色い食パンのロゴがかわいらしくて、投稿をさかのぼっていくと、ショーケースにきれいに並んだパンの写真が次々と出てきます。センスのよい店内の様子にも惹かれて、これは行ってみたいと思いました。

実は、ただの新店ではありません。横浜市青葉区のあざみ野で10年営業していたお店が、そのまま南林間に移ってきたのです。

南林間駅の東口を出て、徒歩約1分

わたしは方向音痴のため、ぐるりと遠回りをしてしまいました。わかりやすい行き方を見つけたのでご案内します。

南林間駅の改札を出たら、東口へ進みます。階段方面ではなく、エレベーターで1階へおりてから向かうと、わかりやすかったです。

1階のエレベーターを出て、右手を見ます。

花屋さんの先にオレンジの旗が見えますので、それを目印に進みます。

かわいらしいパンが描かれているので、ベーカリーチッタだとわかりました。

あざみ野から移転してきた、街のパン屋さん

入口の脇には、手書きの黒板が置かれています。こだわりが4つ、並んでいます。

店名の「Citta」は、イタリア語で「街」という意味だそうです。地域に密着した、街のパン屋さんにしたい。その思いを込めて名づけられたと教えていただきました。

では、数ある街のなかで、なぜ南林間のこの場所だったのでしょうか。決め手は2つあったそうです。

ひとつは、このあたりに個人経営のパン屋さんが少なかったこと。もうひとつは、駅から近いことでした。

このロゴについても、お話をうかがうことができました。

ロゴはお友達がいくつか作ってくださったものだそうです。そのなかから、南林間への移転をきっかけに、今の黄色いロゴに変更されたとのこと。

ショーケースいっぱいに並ぶパン

扉を引いて中へ。清潔でかわいらしい、こぢんまりとした店内です。

お店に入ってご挨拶を済ませ、さあパンを選ぼうとしたところで、すぐにお客さまがいらっしゃいました。最初の方は常連さんのようで、食パンを頼まれていました。

そしてショーケースです。上段にも下段にも、パンがずらりと並んでいました。

食パンの値札には「純粋なバター使用」「飽きのこない生地」と書かれていました。厚さは4枚切りから10枚切りまでオーダーできて、厚みの目安を並べた見本も用意されています。わたしは5枚切りにしていただきました。

ほかのパンにも、素材や作り方が手書きで添えられています。こちらは、鹿児島黒豚と玉ねぎの自家製カレーを包んだ黒豚カレーパン。

バゲットは、石臼挽きの国産小麦を低温長時間発酵させたものです。

パンの見た目にも、紹介文にもわくわくしました。たくさん並んでいて迷ってしまいますが、お店の方が丁寧に書いてくださった説明のおかげで、楽しみながら選ぶことができました。

お客さまがひっきりなしに訪れます

お話をうかがおうとするたびに、次のお客さまがいらっしゃいました。次から次へと来られて、パンがどんどん売れていきます。わたしはそのたびに外に出て、順番を待ちました。

このお店は、ご夫婦2人で営まれています。この日も、奥さまが接客をしてくださっているあいだ、ご主人は奥でパンを焼いていらっしゃいました。

自分の分がなくなってしまいそうだったので、一度購入してから、またお客さまが引くのを待つことにしました。

外で待っているとき、一緒に並んでいた方とお話をしました。職場が近いのだそうです。お昼ごろに来ると品薄になっていることがあるから、今日は早めに来たのだと教えてくださいました。

訪れる前に知っておきたいこと

お支払いは現金のみです。カードや電子マネーは使えませんので、おでかけ前にご確認を。

レジ袋も購入できます。わたしはエコバッグを持っていきました。食パンを含めてたくさん買うときは、そのほうがよさそうです。
自転車は、お店の前に停められるそうです。

あれだけ並んでいたパンも、なくなり次第終了です。

水曜日は、あざみ野で出張販売をされています。時間は11時45分から16時30分まで(第1水曜はお休み)。以前のお店の近くで販売することで、あざみ野のお客さまにもまた買っていただけるようにしているのだそうです。

持ち帰って、ひとつずつ味わいました

ここからは、ひとつずつ食べた感想です。

まずは「あんドーナツ」から。きなこをたっぷりまとっていて、袋から出したとたん、きなこの香りがふわりと広がりました。

切ってみたら、きなこがぽろぽろとお皿に落ちてしまいました。これは切らずに、そのままかじるのがおすすめです。中のあんこはしっかり入っているのに、きなことのバランスがちょうどよくて、甘すぎません。

次は「黒豚カレーパン」です。

油が少なくて、まったくしつこくありません。ほどよい辛さと旨みがあって、これはお子さんでもおいしく食べられると思います。

「紅茶レモン」の生地のなかには、紅茶の茶葉とレモンピール。食感はもっちり。紅茶の風味のあとから、レモンの味がやってきます。

焼いてみたら、また表情が変わりました。外はさっくり、中はもっちり。レモンをより強く感じられて、こちらも気に入りました。また、ホワイトチョコも入っており、味の変化が楽しめるパンでした。

「全粒粉クッキー」は厚みがあり、食べ応えがあります。噛むとザクザクしています。ほのかな甘みで、普通のクッキーのように甘すぎないところがいいです。

食パンは四等分にして食べ比べ

最後は食パンです。持ち上げたとき、その柔らかさに驚きました。耳まで柔らかいのです。

いろいろな食べ方を試したくて、1枚を四等分にしてみました。

じつは、オリーブオイルをかける食べ方は、奥さまに教えていただいたものです。せっかくなので、焼いたものと焼かないものでも食べ比べてみました。

左の列がオリーブオイルをかけたものです。上段が焼いたもの、下段が焼かないもの。

焼かずにそのまま食べたもの(右下)は、ふんわりしっとり。バターをのせたもの(右上)は、ほんのり塩味がついていておいしい。

そして、教わったオリーブオイルです。焼いたほう(左上)は、カリカリっという食感が楽しめました。焼かないほう(左下)は、柔らかさをそのままに。

焼いても焼かなくても、よく合うのです。わたしも大好きになりました。

そして、すぐに2枚目を出しました。焼かずに、ブルーベリージャムとはちみつをかけて食べたくなったので。こちらもおいしかったです。

あざみ野で10年かけて育ててきたものが、そのまま南林間にやってきました。南林間駅の東口を出て、オレンジの旗を目印に、ぜひ足を運んでみてください。

ベーカリーチッタ
住所:神奈川県大和市林間1-3-18
アクセス:小田急江ノ島線「南林間駅」から徒歩約1分
TEL:046-205-9025
営業時間:10:30-18:30(なくなり次第終了)
定休日:月曜・火曜・第1水曜
駐車場:なし
駐輪場:なし(店頭に駐輪可)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。