郊外での暮らしは、ゆったりしていて心地いい。
でもふと、「気軽に一息つける場所があったらいいのに」と感じることはありませんか。
そんな日常のすきまに、そっと寄り添ってくれる場所があります。
今回訪れたのは、高座渋谷駅にあるウメカフェ。
訪れてみると、そこにはただおしゃれなカフェではなく、地域や人とのつながりを大切にした空間が広がっていました。
地元に気軽に立ち寄れる場所をつくりたい

「郊外って、近所に気軽に立ち寄れる場所が意外と少ないんです。」
そう語ってくださったのはオーナー様。
ご実家はこの福田の地に代々続くご家族で、600年以上にわたり地域とともに歩んできたそうです。
都内での暮らしを経験したからこそ感じた地元とのギャップ。
「都内にあるようなカフェが、地元にもあったら空気もいいし、緑もあっていいのに。」
「この町全体に住む人たちが、もっと楽しくなるようなものを作りたい。」
その想いを形にしたのが、このカフェです。
大工さんをはじめ、植木屋さんや水道屋さんなどすべて地元の業者が使われ、スタッフも地元雇用。
地域みんながwin-winになる場所という考えのもと、街に新しい価値を生み出しています。
子育てママにこそうれしい、ゆったり設計
実際に訪れてまず感じるのは、とにかく居心地がいいということ。
- ベビーカーでもスムーズに入れる広い通路
- スロープ付きの入口
- 座席はあえてゆったり配置
子ども連れでも気を張らずに過ごせる工夫が、随所に詰まっています。

オーナー様ご自身も子育て経験があるからこそ、
「ママがゆっくりしたいのに、結局バタバタしてしまう」
そんなリアルな悩みに寄り添った空間づくりがされています。
例えば、近くの公園でたっぷり遊ばせて、子どもがベビーカーで寝てくれたほんのひととき。
その貴重な時間を、ここでゆったり過ごしてほしい。
そんな想いが伝わってきます。
思わず笑顔になる、大きなクロワッサン

このお店のもうひとつの魅力が、看板メニューのクロワッサン。
お店でひとつひとつ丁寧に焼き上げられるクロワッサンは、運ばれてきた瞬間、「大きい!」とつい声が出てしまうほどのインパクト。
実はこのメニュー、「フードは見て楽しいものがいいよね」という想いから生まれたものなんです。
今回いただいたのは、ピスタチオキャラメルアイスサンド。
温かくサクサクのクロワッサンに、ひんやりとしたアイスが合わさり、そのギャップがたまりません。
ピスタチオの実も添えられており、濃厚な風味をしっかり楽しめます。
一方で、クロワッサン生地は意外にも軽やか。
「普段クロワッサンは重くて食べられないけど、ここのは軽い!」というファンの方もいるそう。
フードサンドとしても楽しめるよう、生地はバターの量や使用する小麦粉を調整しているのだとか。
「最初は食べきれるか心配していたのに、気づいたら追加していた」
そんなふうに、会話も弾む楽しいひとときが広がっていきます。
コーヒーも、空間も、素材も。五感で楽しむこだわりの一杯

このお店の魅力は、一杯のコーヒーを中心に、素材・音・空間すべてが重なり合い、体験そのものを楽しめるように設計されています。

まず感じるのが、素材へのこだわり。
コーヒーの味を左右するエスプレッソマシンには、ラテアートの大会などでも使用されるラ・マルゾッコを採用しています。
実際に、コーヒー好きの方はこのマシンを見て「ここなら間違いない」と注文されることも多いのだそう。

さらに、お酒や紅茶の茶葉はオーガニックをセレクト。
砂糖や食材も、できる限り体にやさしいものを選んでいます。

そして印象的なのが音へのこだわり。
元ミュージシャンであるオーナー様のこだわりで、店内にはスタジオ仕様のモニタースピーカーを設置。
ただのBGMではなく、音の質そのものが空間をやさしく包み込みます。
さらに、広めに配置された座席やゆとりのある空間設計も、このお店ならでは。
コーヒーの香り、心地よい音、ゆったりと流れる空間。
そのすべてが重なり、「ああ、いい時間だな」と心が満たされるひとときが広がっています。
四季を感じながら過ごす贅沢な時間

テラスに出ると、ミモザや桜、紅葉など、四季折々の植物がお出迎え。
実はあえて店舗のすぐ前に駐車場を作らず、緑を見ながら過ごせる空間を大切にした設計になっています。
そんな想いから生まれたこの空間は、日常の中にちょっとした特別感を与えてくれます。
世代を超えて愛されるサードプレイス

訪れるお客様は、子育て世代だけではありません。
休日は家族連れや都内から訪れる若者、平日はお一人でゆっくり過ごす方など、幅広い年齢層が利用されています。
中には、毎日決まった時間に訪れる常連さんも。
コーヒーを飲みながら思い思いの時間を過ごされている姿は、まさに自分の居場所。
家でも職場でもない、第三の場所。
サードプレイスとして根付いていることが伝わってきます。
「この街、なんかいいかも」と思えるきっかけに

住む街に、誰かの想いやストーリーが詰まった場所があること。
それは、その街の魅力をぐっと引き上げてくれます。
大和市での暮らしを考えている方にとって「ここがあるなら住んでみたい」と思えるきっかけになるのではないでしょうか。
子どもと一緒でも、一人でも、誰とでも。
肩の力を抜いて過ごせる、そんな場所がここにあります。
ウメカフェ
住所:神奈川県大和市福田4-7-7
アクセス:小田急電鉄江ノ島線「高座渋谷駅」から徒歩約13分
TEL:046-259-5418
営業時間:10:00-18:00
定休日:水曜
駐車場:あり(4台)




















