散歩コースにある下鶴間の鶴林寺(かくりんじ)。ここ半年で何度か立ち寄ったら、親しみやすくて居心地がよくて……。
「もっと早く来ればよかった!」って思っちゃいました。
今回は、そんな心地いい鶴林寺の魅力を紹介しましょう。

高台に佇む、心地いいお寺の正体

毎日前を通りながら「感じのいいお寺だな」とは思ってたけど、改めてゆっくり歩いてみると、ホントに心地いいんです。
身近すぎて気づいてなかったことが、けっこうあるものです。
1569年から続く歴史と立地

創建は1569年(永禄12年)。正式名称は「寳亀山寿翁院鶴林寺(ほうきざんじゅおういんかくりんじ)」、浄土宗のお寺です。
かつて旅人が行き交った大山道(矢倉沢往還)沿いの石段をのぼって境内へ。一段一段、石段を踏みしめるごとに「昔の人もこうやって来たのかな」って、想いをはせるのも楽しいんです。

境内には、大和市内の寺院建築で現存する最古の鐘楼堂が!
享保2年(1717年)建立とのことなので、300年以上前の建物が、今もここに立っているのって、それだけでありがたい気分になります。
下鶴間不動尊と小さなお社がかわいい

奥には下鶴間不動尊が祀られており、その隣には「天神さま」と「蚕神さま」のかわいらしいお社も。
気になって直接お寺に聞いてみたところ、天神さまは学業・農耕・芸能・厄除けの神として地域に親しまれ、蚕神さまは少なくとも江戸時代(1831年)から記録が残るお社とのこと。
ちょこんと並んでいる様子がほっこりして、時代を超えてずっとここで地域の人たちを見守ってきたんだな、とじんわりします。
オープンで清々しい境内の雰囲気

高台にあるから、境内がとにかく明るい。空が広くて、風が通って、木々の緑がきれい。訪れるたびに「あ、来てよかった」ってなる場所です。
特別な用事がなくても来ていい感じがするお寺って、意外に少ないような。鶴林寺はとてもオープン!忙しい毎日の中で、ふらっと立ち寄って、深呼吸したい場所っていえるかもしれません。
いつ来ても気持ちいい!季節で変わる境内の景色

「また来たいな」と思う理由のひとつが、季節ごとに変わる境内の表情。来るたびに違う顔を見せてくれます。いつも変わらない、かわいいお地蔵様も大好きです。
緑が主役!雄々しいイチョウと夏の境内

夏の境内で存在感を放っているのが大きなイチョウの木。青々と茂った葉が日の光を受けて、なんとも雄々しい。
「イチョウってこんなにかっこよかったっけ」と思わせてくれる存在感があります。
ちょっと疲れているときは、木陰でぼーっとするだけでも、気分をリフレッシュできます。
春の桜・つつじ、秋のイチョウも見逃せない

春は桜。境内の大きな桜の木が満開になると、見上げた瞬間「うわっ」てなります。お花見スポットとしても普通に優秀で、近所にこういう場所があるってありがたい。

桜が終わりかけるかなって頃になると、続いてつつじが先を争うように咲き誇ります。お寺の斜面いっぱいにこれでもかってくらい。

そして秋。青々としていたイチョウが黄金色に変わる様子は、もう神々しいとしか言いようがありません。毎年見て、毎年「ありがたいな」って思います。
体験も行事も充実!一年中楽しめる鶴林寺

景色だけじゃないのが鶴林寺のステキなところ。昔から続く伝統行事に加えて、今年からは一般の人も参加できる体験企画もスタート。これは、かなりうれしいニュースです。
必見!今年から始まった体験ワークショップ

今年から誰でも気軽に参加できる体験ワークショップとして、写経が始まりました。写経は4月から定期的に開催されています。
私も実際に写経を体験してみました。お手本の上に半紙を重ねてなぞるだけなので、文字を書くのが苦手でも大丈夫です。

現在500円で参加でき、持ち物も不要。静かな空間で筆を動かしていると、気づけば無心。写経って、書いている時のストイックさと終わった後の清々しさが、ちょっとくせになります。
春は写経だけでなく、花まつりに合わせた匂い袋づくりやフラワーアレンジメントなど、ユニークな企画も。今後も新しい企画が楽しみです!
今年限定の御朱印は金色の馬

御朱印集めをしている方、必見!
今年限定の特製午年御朱印。切り絵仕立てで金色の駆ける馬がステキなんです。
通年の御朱印もありますが、この特製デザインは、数量限定で2026年内限り。
私も無事入手!御朱印帳を開いてはニマニマしています。
地域に根付く伝統行事

・除夜の鐘
毎年12月31日の夜11時45分頃からの除夜の鐘つき。境内には長い行列ができていて、なかには30年以上毎年来ているという方も。
「ここに来ないと年が越せない」って言葉、なんかわかる気がしました。地域に愛されてるって、こういうことなんだと思います。
列に並びながら知らない人と世間話するのも、なんだかいい時間でした。
いざ鐘をつくと、ゴーン。その音が体の奥までじんわり響きます。お寺の方がサポートしてくれるので、子どもや力の弱い方も安心。また来年も来たくなる、そんな体験です。

・初不動まつり(毎年1月28日)
境内では護摩焚き供養(ごまたきくよう)がおこなわれ、長く続く地域の温かい年始行事。
初不動の日に合わせて「だるま市」も開かれます。
当日は、不動尊前に平塚産の相州だるまが並び、家族みんなで楽しめます。私も一昨年参加したんですが、和気あいあいとした雰囲気が、なんとも鶴林寺らしいんです。
実は、大和市内唯一のだるま市で、60年以上続く伝統行事だそう。来年は参加したいな。
リピ確定!癒しの鶴林寺

明るいけれど静か、癒しの花や緑がたくさんあって、ふらっと来るだけで心が整うお寺。
それが鶴林寺の魅力です。
歴史ある空間に身を置いて、季節の景色を眺めて。予定が合えば、ちょっとした体験もぜひ。写経はホントにオススメです。

下鶴間の「鶴林寺」、「今度、どこ行こう」と迷ったとき、ぜひ思い出してみてください。きっとあなたも、リピート確定になるはずです。
浄土宗 寳亀山 鶴林寺
住所:神奈川県大和市下鶴間1938
アクセス:東急田園都市線「つきみ野駅」から徒歩約15分
小田急江ノ島線「南林間駅」から徒歩約20分
神奈中バス「横4」「町87・88」「間1」下鶴間バス停から徒歩約2分
TEL:046-274-0698
※ご相談・お問い合わせは、電話またはインスタグラムDMでお願いします
駐車場:18台 第二駐車場あり


















